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GA / TAKUYA OGAWA
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プロジェクションマッピングを用いたかな書道作品の新しい展示方法の検討
Exhibition Design, Graduation Research
本研究の目的は、教育や文化維持において重要な役割がある「書道」に関する活動の衰退を解決するために、日本の芸術文化として価値の高い「かな書道作品」の効果的な展示方法を検討することである。かな書道は字形が独特であり、現在の日本人(主に書道に関する知識を持たない人)にとってかな書道の内容を理解するのが難しい。そのためかな書道には、多くの人にその価値を理解されにくいという課題を持つ。また、かな書道作品を展示するにあたり、従来の展示手法では作品と解説を交互に見なければいけないため視線移動が増えて鑑賞者の負担となってしまったり、受動的にしか鑑賞できないため興味・関心を引きにくいという課題も持つ。そこで今回、プロジェクションマッピングを用いてかな書道作品に重ねる形で映像を投影し、レーザーポインタ操作によってインタラクティブに映像が動作する展示手法を企画・開発した。これによって、鑑賞者がかな書道作品に対する興味・関心を高めるような展示手法の提案を試みた。論文では、従来手法と提案手法との比較展示によって鑑賞者にどのような変化が生じたかの評価・分析を行った。
Design & Develop : Takuya Ogawa
Special Thanks : Kazushi Mukaiyama, Taiki Kondo, Ayane Ito, Tsumugi Ebina, Tomonari Shiraishi
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